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散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

美容師がやたらと話しかけてくる理由

こんちは。仕事は接客業、趣味のランニングで膝を壊したチルドです。

このまえチラっと見た、全マシ兄さんの記事なのですが、なぜかブックマークのコメントで指摘されていない部分があったので、僕なりに、マジメにリプライしておきますね。



はじめに

美容師さんとの会話でよく言われることがあります。

体感では80割くらい聞かれている気がしますw

そのセリフとは・・・。

 今日はお休みですか?

↑これ本当に何なのw?


平日の午前中ですよ?

そんな時間に来店する客が仕事だと思いますか?

わかる!

わかりますよ?

言葉の切り口っていうのはわかるんですけど・・・。

もし私がニートだったらかなり空気悪くなるよねw?

 

美容師「今日は休みですか?」

 私  「仕事してないです・・・」

 美容師「あ、すいません・・・」

 私  「すいません・・・」

 美容師「・・・。」

 私  「・・・。」

 
ほら変な空気なっちゃった!

まだ髪切り始めなのにどーしてくれるのw?

 
ここで疑問

美容師って店長などから「お客さんと楽しく会話しろ」みたいに強いられてるんですか?

客と会話してないところを店長から見られると怒られたりするんですか?

素朴な疑問です。


「なんでわざわざ、雰囲気悪くなるような会話ふってくるんだよ!」、という、全マシ兄さんの素朴な疑問なんですが、僕が美容師さんの立場なら、こう思って聞いているかなー、という話です。

平日の午前中に、ぶらりと現れた全マシ兄さんは、カタギじゃないだろうなってのは、もちろん分かっていますよ。

でも、「何のお仕事ですか?」って聞くのは、あまりにもリスキーですよね。微妙に距離感がおかしいです。

そこで遠回しに

「今日はお仕事オヤスミですかぁ?」

に、なるんですよ。

全マシ兄さんが「ニートです」と答えて、美容師さんが無表情になってしまうのは、確かに凍てつきますけど、それはそれで、いいんです。


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美容師も商売

美容院へカットしに行くと、「お友達ご紹介カード」とか、もらったりしませんか?
お客さんを紹介してくれたら、紹介者の料金を割引きにしてくれるカードです。

美容院は、ふつうの広告も出しますが、いちばん効率よく、新規のお客さんを増やせるのは、誰かの紹介なんですよ。広告費もゼロですし。

それなのに、黙々とカットして、はいさよならじゃ、誰も紹介してもらえません。例えるなら、友だちが欲しくて始めたFacebookに、プロフィールだけ書いて何も発信しないのと同じです。

「誰か紹介して欲しい(売上げをあげたい)」と思ったら、まずお客さんと仲良くならないと。それが商売の基本であり、そのための会話、そのためのコミニュケーションです。


素性調査

さらに、「職業(素性)を知ってどうする?」という疑問に答えると、全マシ兄さんに、どれくらいの交友関係があるか、つまり、紹介できるお客さん(潜在顧客)をどれくらい持っているかってことになります。

例えば、車の営業職ってありますよね。1台売ったら、けっこう儲かります。

そこで、安い軽自動車を買ったニートと、高級車のレクサスを買った社長がいたとして、次に繋げて、高い車を売りたいと思うなら、社長と仲良くなる方が早いですよね。

ただし、一概にニートがダメなのではありません。ツイッターのフォロワーが1,000,000人いるスーパーニートかも知れませんし、お金がありすぎて働く必要のないセレブニートかも知れませんからね。

どちらにせよ、影響力のある客、利益の最大化を期待できる客、つまり、紹介で繋がるポテンシャルの高いお客さんを見極める。そのための会話です。


サービスの最適化

また、地元であれば、会社名など、所属しているコミュニティを聞ければ、かなりのことがわかりますよね。収入が多いか少ないかも見当がつきます。

そこで、お金の自由度の低そうなお客さんに、高価なサービスを勧めるのは、あまりよくない。それならカットのみでも気軽に通える、良い雰囲気を作るべきです。

逆に、お金に余裕はあるけど、髪に関心が薄いお客さんには、髪に艶を出す、髪の補修効果を高める、といような高価なサービスを提案してみます。

会話からニーズを探って、それぞれのお客さんに最適なサービスを提供、提案する。僕なら、その辺りを意識して、会話するかと思います。

どの商売にも共通するコツです。

まとめ

  • 利益の追求
  • サービスの最適化

これが、僕なりの「今日はお仕事お休みですか?」という疑問への答えですが、どうでしょう。

けっきょく、金のために話してるのかよ、とか思われそうですが、身も蓋もなく言えばその通りです。

しかし、美容師の業界は、将来、独立することを前提に働いている子も多いでしょうから、僕がもしも指導する立場であれば、会話については、必ずそう説明します。

いくら腕のいい技術者でも、しゃべれない、コミニュケーションにできない技術者は、独立したら苦労するのは目に見えています。宣伝力が無いと、どんなに良いサービスも売れません。

みなさんも、気に入った美容師さんがいたら、どんどん紹介してあげると喜ばれますよ。(僕は友だち少ないので紹介率低いです。ごめんなさい)

あくまで個人的な考えでしたが、誰も言っていなかったので、勇気を出して書いてみました。ナルホドと思ったら、シェアしてみてください。

僕が小躍りします(ゲス顔)



美容師がやたらと話しかけてくる理由…という話題でした。