いつも頭の中は君のことばかり

こんちは。チルドです。

今朝の折り込みに入っていた、不動産情報のチラシに、ナゾのセールストークを発見した。

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黒川はかなり不便なんだよなー、とか思いつつ眺めていたら、なんか変だなと。ふつうは、陽当りとか築年数とか、駅に近いとかのアピールを書くところなのに、これはなんだ。ポエムみたい。

仕事中、いつも頭の中は君のことばかり。
会いたい気持ちを抑えつつ、今日も君の
待つ黒川へ一直線。


思うに、ぜんぜんアピールするところの無い物件だから、人情に訴えていると思われる。どうにか空白を埋めようという、最後の手段感をハンパなく感じて、そう思って読み返すとじわじわくる。


これって、たぶん「君」をどうイメージするかなんだよね。彼女とか恋人に設定すると変なことになる。仕事より恋人が大事なのは、それこそ個人の自由なんだけど、それだともう、物件情報とかぜんぜん関係ない。

だから、ここに出てくる「君」は、奥さんとか家族をイメージするのが正しいはずなんだよ。

でも、そうすると、急に風情がなくなる。ダメなサラリーマンが「仕事ダルい〜、はやく家帰りてぇ〜」みたいな不真面目な印象しかない。

そこで、僕は、こうした方が良いんじゃないかと思う。

仕事中、いつも頭の中は愛娘のことばかり。
はやる思いを抑えつつ、今日も妻子の
待つ黒川へ一直線。

「会いたい気持ち」を「はやる思い」へ、「君」を「愛娘と妻子」に置き換えて、ファミリー向けのイメージ。これなら、マイホームを買いたいという動機づけには、一応はなる。かなり無理があるけど。


築38年ってけっこう古いよね。僕も今年で築40年。家も人間も、40年くらいで、中古市場に出回るのが、今の社会なのかもしれない。