読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

EDは特別なことじゃなく、ありふれた日常の先で僕らを待っている

暮らし

こんちは。チルドです。

今日は、勇気を持って告白します。もしかしたら僕は、機能性のED*1 になってしまったのかもしれません。

あれほど切望した扉が開かれたとき、僕のモノは、まるで自分のモノではないように、悲しくうなだれていました。輝いていた季節に、希望を詰めこんで膨らんだ思いは、逃れられない現実に、行き場を失っていました。開かれたドアの前で、ただ立ち尽くしていたのです。


f:id:cild:20160325102025p:plain

https://www.pakutaso.com

利便性の代償

ディスプレイの中の、名も知らぬ彼女たちと、出会いと別れを繰り返すたびに、僕は強くなってイキました。そして、これでいいやと逃げ込んだその場所で、本当の自分自身と出会ってしまったのです。

身体への刺激に反応していたそれは、いつしか心へと切り替わってイキました。そして自分を慰めるための行為は、新しい未来を探す、希望の旅へと変わってしまったのです。

弾けるような感動。そして再会。

遠く離れた場所からの声。

すれ違いながら、一周してたどり着いた本当の自分。止まった時の中で、永遠の若さを保った彼女は、いつも僕に微笑んで見せます。何度も巻き戻しては、繰り返し見た景色に、僕は大切ななにかを、ちょっとずつ置き忘れてきました。

奔放に振る舞った故の、大きすぎる代償です。

都合よくデフォルメされた偽りの世界。そこで僕の固さは徐々に失われていたのです。大切なモノはいつだって、失ってから初めて気づくものです。

完ぺきな場所。完璧なタイミング。そして訪れるコントロールされた快楽。

生活感のある衣装で、ありえない位置で高く震えた足は、なによりも美しく、僕はもっともっとと繰り返し叫んでいました。自分勝手にイキて来たせいで、優しさを失ってしまったのです。

特別なことじゃない

EDは特別なことじゃなく、ありふれた日常の先で僕らを待っています。インターネットに接続する、すべての男性は、EDの危機にさらされています。

制御された電子の空間は、一切のノイズを排除したクリアな状態です。しかし、現実は違います。巻き戻しも、早送りもない、ましてやチェンジなんてもってのほかの自然な流れは、不意に大きく揺らぎ、膨らんだ希望など容易く折れてしまうのです。

特にブログを毎日書かれているみなさんは、ご注意ください。


こちらからは、以上です。

*1: 機能性(心因性)勃起障害 解剖学的に勃起機能に異常は無いが、何らかの心理的要因などにより満足な勃起ができない状態。