こんちは。チルドです。
連休明けの仕事って、しんどいですよね。これも眠い目をこすりなが書いています。
先週は「保育園落ちた日本死ね」が話題でした。国会やメディアにまで飛び火して、世間を賑わせましたけど、僕はこの「死ね」という表現がとても苦手なんです。
だって、命が失われるって、そんな軽々に考えちゃダメでしょう。僕はたとえそれが人間でなくても、植物でさえも、心を痛めてしまいます。
ところが「しね」という言葉を、みんな、わりとフランクに使ってしまっているんです。「いや、私は使ってない」と思ったかもしれませんが、使っているんですよ。
無自覚な「しね」の乱用
ビジネスではないメールを書く場合、例えば去年の体育祭が大雨で中止になっていたとしますよね。それを相手に伝えるとき、こんな風に書いていませんか?
去年の体育祭は、大雨で中止だったしね。
完全にアウトです。
僕の中では併殺打と同じくらいの衝撃なんですよ。
語尾に注目してください。
大雨で中止だったしね
↓
中止だったしね
↓
だったしね
↓
しね
ひー!
これ、日本死ねとまったく同じですよ。僕の中では同じなんです。だって「しね」ってハッキリ書いちゃってますもん。
それだけじゃありません。
〜ですしね
〜だしね
〜やったしね
〜だったしね
〜言ったしね
〜来たしね
どうです?
自分の胸に手を当てて、よーく考えてみてください。使っているでしょう?
みんな無自覚に、しねしね言ってるんですよ。
「〜しね」は必ず言い換える
そんな書き方してないって思うかもしれませんが、かなりいるんですよ。それに気付かないのは、意識していないから見逃しているだけです。
僕はすごく気にしているので、見つけたらすぐ「アーッ」ってなりますもん。
使った本人は、「○○だよね~」とか、軽いニュアンスなのでしょうが、僕には「死ねぇ!」としか聞こえません。
「去年の体育祭は、大雨で中止だったからね」
これで大丈夫なのに。
僕は必ず〜しねにならないように気をつけています。「だよね」「だったかな」に置き換えればすむことですもん。
日本語は、誤解されやすい文章ですから、語尾のわずかな変化で、意味が180度変わってしまうことがあります。
その辺り、もうちょっと意識して書かないと、せっかく書いた心のこもった文章も、台無しになってしまいますよ。
これからはみなさんも、ぜひ気をつけてくださいね。
無自覚に「しね」と言うすべての人へ…という話題でした。