散るろぐ

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文庫本を200キロ捨てたよ

こんにちは。マジメが取り柄のチルドです。

一人暮らしを始めてから、ひさしぶりに実家へ行ってきたよ。自分の所持品だったヤカンと食器をとりに戻ったんだよね。

そこで、運悪く父とエンカウント(遭遇)してしまった。

僕はこの男を、マジディスリスペクトしてる。悪いヤツではないんだけど、小さいんだよ。すべての話がしょーもなくて、細々としていて、それを僕に聞いてどうするんだよ、っていう…。

昨日も、さっさと出ていくつもりだったのに、となりの家はいつも留守してるとか、どうやって連絡したらいいとか、町内会がー、孫がー、家がー、とか、ゴチャゴチャ言っていた。

知らんがな。

だからと言って、無視するとキレはじめるから、適当に相づちを打っていた。すると、とつぜん、僕の本を処分していいか、とか言い始めたんだよ。

いやいや、それ、僕が出て行くとき、そのまま置いといていいって、自分から言ったはずなんだけど、もう気が変わったのかよ。我が親ながら、本当に情けないよ。

僕は、わかった、こっちで処分するからって、吐き捨てて実家を後にした。

すべて焼き払え

翌日、父の不在を見計らって本を持ち出した。

僕の持ってた本は、ブックオフの100円で買った文庫本だから、そこまでかさばらないと思っていたけど、甘かったよ。

60✕90のダンボールに6箱できた。1箱30キロ以上ありそうだったから、合計200キロだよ。エレベーターにマジ感謝。効率よく運んだけど、車に積み終えたときは、汗をかいていたよ。

さて、これをどうしようかと思ったけど、断捨離することにした。みんなは、売ればいいとか、業者に引き取ってもらえば楽なのに、とか、そう思ってるんだよね。

わかるよ。それは十分理解してる。

だけど、僕は、赤毛のアンから始まった文字の旅に、僕を形成してくれた本たちに、自分自身の手でケリをつけたかったんだよ。

いくつか選んで、残すことも考えたよ。読まなくても、手元に残したい本ってあるからね。

でも、もう、すべての本たちは、ボクの血肉となって、僕の中で生き続けているんだよ。そう考えると、どれを残して、どれを捨てるかなんて、選べなくなってしまった。

ぜんぶ焼き払おう。時代はKindleだ。

さよなら。僕の本たち。

素敵なストーリィをありがとう。


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