人生街道四十年。思えば遠くに来たもんだ─。
こんにちは。坂本龍馬より、9年長生きしているチルドです。
近ごろめっきり寒くなりましたね。ニートのみなさんが、暖かいお布団でぬくぬくしているとき、こっちは老体にムチ打って、朝から働いております。
僕はとりたてて、前向きではありませんが、決して後ろ向きでもなく、いわば中庸を歩んできました。
けれど、僕の人生、それほど不幸せでもなかったんですよ。むしろ良い人生だったんじゃないかと感じています。
そこで今日は、最期に良い人生だったと思える生き方をご紹介しようと思います。
クヨクヨしない
僕はよく怒られます。お前、そんなんじゃダメだぞって、各方面からお叱りを頂戴することが多いんですね。つい先日も、10歳近く年下の子に、もっとちゃんとしろ、と言われてしまいました…。
正直、そんな自分が悲しくもあります。
しかし、クヨクヨしたってしょうがないんですよ。底辺だー、底辺だー、と思われますが、底辺って、辺の世界では、もっとも安定した存在なんですよ。つまり盤石なんです。
地に足をしっかりつけて、クヨクヨしない。それが良い人生の第一歩です。
風俗に行かない
もう手遅れかも知れないけれど、風俗には行かない方がいいです。かの地は、欲望の行き着く果てなんですよ。
そこで、一度でも売買してしまうと、目に見えない何かを失っているんです。
尊厳を踏みにじり、尊厳を踏みにじられる─。
太古から続く、人類の営みの中で、究極のところ、やりたくないことをする、やりたくないことをさせてしまう。それは人の心に重い鎖をつけてしまいます。
つまり、風俗へ行くと心の幸せが失われてしまうのです。
悲劇を恐れない
災害であっても、人為的なものであっても、悲劇は日常の中に潜んでいます。それは、50年後かも知れないし、もしかしたら今日の帰り道かも知れません。
しかし、それは、命ある限り避けられない現実なんです。ですから、悲劇を直視しても意味がありません。誰の身にも、そして僕の身にも必ず訪れる宿命なのですから。
心配するより、笑って(受け入れて)過ごした方が心安らかです。
ルールに縛られない
法律や規則は、人類が発明したとても素晴らしい仕組みです。それにより、多くの悲劇を回避することができました。
しかし、それが逆に、あなたに悲劇をもたらすとしたら、守る必要があるのでしょうか。
重い鎧は、あなたの身を守ると同時に、自由をも奪っていませんか。もっと身軽になりましょう。
思うがままに生きる。それが幸せに生きるコツです。
人情を最優先にする
情に棹させば流されると言いますが、流れに逆らうよりも、流された方が、こころの負担は軽くなります。
大きな企業では、リストラなんてあるそうですね。そんなとき僕は、どんな立場であっても「だったら俺が辞めます」と真っ先に手を挙げられる人でありたい。
みんなが、そう言ってくれれば、リストラなんて無くなります。人の不幸で、自分の幸せは築けません。そしてとうとう、大切な人まで踏み台にして、独りでこの世を去るのです。
誰かひとりを愛する
生きていれば、アレもこれもと欲しくなってしまうものです。しかし、すべてを手に入れることはできません。
そして、奪うものは倒される運命にあります。大事なものはひとつだけ。それで充分なのです。
愛する者を、育み、慈しむだけで人のこころは豊かになります。そんな自分が、僕は好きです。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最期に良い人生だったと思える生き方…という話題でしたが、感動してもらえたでしょうか。これを書きながら、自分でも少し、ウルっとなってしまいました。
現代は、技術の進歩により、誰とでも手軽に繋がれるようになりました。しかしそれで、僕たちは幸せになれたでしょうか。
お金は、あくまでお金でしかなく、数字は数字でしかありません。そんな物をいくら崇めたところで、人のこころは貧しくなるばかりです。
この記事が、あなたの人生を、豊かにする一助になれば幸いです。