デキルモン

はぁ。このところ、うまくいかなくて落ち込んでる。

きのう、Amazonのアプリでセカオワの「スターライトパレード」を買った。

開いてみたらオルゴール版だった。

ポロンロン♪ポロロン♪ロンロン♪ポロロロロポポポポポ♪ポロロ…

コレジャナイよ。 ¥160 だった。ちゃんと視聴してからポチればよかった。

やっぱ、専用の音楽プレイヤー買った方が早いのかな。リンゴのマークのやつ。でも、あれ高そうだよ。値段とか、使い方を調べる気力がない。

ブログはコメントで叩かれるし、寄稿の話は自分でダメにしちゃったし、グーグルから叱られるし、本当にロクなことがないんだよ。

誰か、グーグルに通報したのかな。ふだんの10倍くらい広告がクリックされてたから、誰か、僕のことをキライな子がやったんだと思う。

こんな風に落ちこんで、弱みを見せると、もっともっと、エスカレートするのかも知れないけど、思い切って書いていこう。どうせ、僕にはコントロール出来ないんだから。

気持ちを切り替えるんだ。

今朝、テレビをつけていると、名前の分からないアニメがついてた。その中で、ひとりでやることより、みんなでやることの方が大切だと言っていた。

そうだったのかな。むかしのテレビでは、ひとりで出来ることが、立派な大人になれる方法じゃなかったのかな。

「ひとりで出来るもん」だって、「初めてのお使い」だって、なんでも、ひとりで出来るようになるから褒められた。

でも、よくよく考えると、みんなが、ひとりでデキルモンになると、ひとりでデキナイモンは邪魔でしかないよ。

僕はデキルモンになった。掃除、洗濯、買い物、ご飯。なんでもひとりでデキルモンだ。

そんなことを、ぼんやり考えていたら遅刻してしまった。でも、土曜日の朝は、明日が休みだから、なんだか嬉しい。職場のみんなはデキルモンだから、僕がちょっと遅刻したって平気だろう。

いつもより遅い時間に通ると、同じ道でも違って見える。ふだんは誰もいない、長距離バスの待合所に人が集まっている。みんな地べたに座り込んで、まるで難民みたいだ。

学生もいっぱい歩いている。

ぱんぱんに膨らんで、見るからに重そうなスポーツバッグを背負って、元気に走る女子高生。ツインテールのおさげを、両手でシュッシュっとしてる女子高生。サラサラの前髪を、耳にかけながら、スマホに見入る女子高生。

ゾンビのようなサラリーマンを背景に、女子高生だけが白く輝いて見える。しかし、やがて彼女たちも、立派な、ひとりでデキルモンになって、それぞれの道を歩み始めるのだろう。

朝の渋滞した道を、牛歩の歩みで車を走らせて、やっと会社にたどり着いた。やべえ。かなり遅れたな。

そして僕は、こっぴどく怒られ、アラサーのデキルモンたちに、鋭い視線を向けられた。