ちるろぐ

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538日間、毎日使い倒した格安SIMカードのすべてを公開する

こんにちは、ライターのチルドです。

インターネットに格安SIMカードが登場し、日本のデータ通信に未曾有の価格変動が起こったのは周知のことと思います。

各種のMVNO業者が、市場へ次々と参入し、公平な価格競争を繰り広げることで、大手の携帯キャリアが暴利をむさぼっていた事実が白日のもとにさらされました。


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そこで本日は、実際に538日間、格安SIMカードを使った使用感を、時系列に沿って、ありのままにお伝えしようと思います。

ちなみに、僕のインターネット歴は15年。うち10年は、自宅の固定回線(ADSL)を利用していました。従って使用感の前提は、固定回線との比較にもなります。

初日

ショップへ出向き端末を入手。手続きは20分足らずで完了。何もかもスピーディーな世の中になったことに驚く。

帰宅し、さっそくインターネットに接続。ちゃんとインターネットしてることに感動。画面に触る操作に違和感があるものの、アンドロイドのブラウジング技術は素晴らしい。

深夜までいじり倒す。

2日目

操作にも慣れてきて、ブログやニュース記事を読み漁る。パソコンで登録していたサービス(Yahoo!・はてな・Twitterなど)にログインしてみる。

3日目

ゲームに興味を移すも、ブラウザにFlashPlayerが未搭載なこともあり断念。ゲームするなら固定回線だよな、とか思いつつ、ブログを再開。

短文を1日に10回ほど投稿してみる。しばらくして細切れの投稿が、そのつど新着エントリーに上がってしまうことに気がついて愕然とする。

ニュース、2ちゃん、ブログを、ひっそりとROMりつつ、アプリのメモ帳の小さな画面にポチポチと文章を打ち込む。

1週間目

操作を完全にマスターして万能感にひたる。出来心から動画もちょくちょく視聴し始める。

翌日に通信量オーバーで、データ通信を終日制限される。インターネットが見れない怒りに震えながらショップへ駆け込む。

解約を申し出るも、店員に説得され撤退。2年縛りで契約してしまったことを激しく後悔する。

やり場のない感情をオフトゥンに叩きつけ、そのままjiiをしてふて寝。

1ヶ月目

無料Wi-Fiスポットや無線LANに接続する術を発見する。電波が飛んでいるエリアに入り浸り、YouTubeなどの動画にハマる。

STEPSを聴いたりしてハッピーな時を過ごす。

3ヶ月目

ブログが楽しくなり、日がな一日、書いたり読んだりを繰り返す。通信容量の使い方のコツをつかんで、ギリギリまで楽しむ。

アプリを止める「強制停止」の呪文を覚え、さながら魔道士のように唱えまくる。動作が軽快になった喜びに、不敵な笑みを浮かべる。

6ヶ月目

Wi-Fiスポットや無線LANから動画をダウンロードして端末のSDカードエリアへストックする術を覚える。

パソコン時代に培われた「ダウンロードしたら負け」の概念が崩れ去る。スマホはもっとオープンでいい。アプリゲームをそれなりに遊ぶ。

1年目

追加チャージの1GB(324円)が登場。動画さえ見なければ、ストレスなく使い放題に。ブラウザをグーグルクロームに切り替える。データを圧縮する機能に感動する。通信量が40%OFFに。

ブログサービスにお金を払い、グーグルアドセンスを開始。わずかながら報酬が発生しアマゾンギフトカードを購入。Kindleで人生初のネットショッピング。追加チャージも余裕になる。

現在(1年6ヶ月)

足早でしたが、僕と格安SIMカードによる、538日の歩みをご紹介しました。

この538日にわたり、格安SIMカードを使って感じたのは、家の固定回線でマッタリするのも良いけれど、格安SIMカードによる、どこでもインターネットも悪くないということです。

もしも今、自宅に固定回線を引いたとしても、格安SIMカードとスマートフォンを手放すことは無いでしょう。

仕事以外は、家に引きこもりがちだった僕を、移動データ通信はアクティブにしてくれました。

つまり、月額1000円足らずの格安SIMカードが、僕の人生に大きな影響を与えたのです。

データ通信プラン

僕が契約しているのは「TONE」という、端末とSIMカードを抱き合わせで販売しているキャリアになります。

こちらのSIMカードは、050の電話番号が付いている、通話SIMカードという種類になります。

格安SIMカードには、電話番号がついた通話SIMと、データ通信のみのSIMがありますのでご注意ください(通話SIMの方が若干高い)。

僕は現在、端末代を差し引くと、月額1600円で利用しています。

基本料 1000円 + 追加チャージ2GB 600円

平均すると1日130MBくらいですね。

月間のトータルでは、およそ4GBですが、しょっちゅうスマホを見ているような使い方でも問題ないレベルです。

しかし、僕は通話を全くしないので、

OCNの6GBで1450円(データ通信プラン)
BIGLOBE の 6GB 1450円(データ通信プラン)
http://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/plan.html?ls=1&gclid=CjwKEAjwp56wBRDThOSZ3vqGzmESJABjNaj9HVEPXi_jNf4ZMTOm3Nl9FwXxfN8Xx4JqZ_BFCL4lnBoCHf7w_wcB&trflg=1

DMMの5GBで1270円(データ通信プラン)
http://mvno.dmm.com/fee/index.html

なども気になっています。

今のところ、TONEを解約する予定はありませんが、端末を壊したり無くしたりしたら、乗り換えようと思っています。

その時は、今話題の freetel も良いですね。

https://www.freetel.jp

こちらでは、格安SIMカードはもちろん、端末が1万円以下という商品もあるようです。

まとめ

長くなったので、この辺りで。

ざっくりまとめると、安いスマートフォンを買って、月々1,000円〜2,000円を払えば、かなり遊べるよ、ってことです。

ネットカフェに行っても、3時間で1,000円かかりますからね。格安SIMカードのコスパは最強ですよ。


では。