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散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

嫌なら見せなければいい。僕とGoogleアンカー広告

インターネット

3日まえに、Googleがアンカー広告をおすすめしてきたから試してるよ。生後3ヶ月の仔犬みたいに画面の下にくっついてくる可愛いあれだよ。見えてるかな。

聞くところによると、見る人の地域や履歴なんかを参照して、ベストマッチな広告を提案をしてるから、サイト管理者には見えないようになっているらしい。

せっかく貼ったのに、自分が見れないのは残念だけど、自分でクリックしてしまう心配もないから、そっちの方が安全だよね。

だけどこれって、僕に表示されないってことは、表示しないこともできるってことなんだよ。

たとえばブラウザの設定で、

  • 位置情報
  • 閲覧履歴
  • キャッシュ
  • Cookie
  • サイトデータ

アドブロックはともかく、このへんの設定をぜんぶブロックしてるユーザーがいたら、その人は明らかに広告を避けてる。広告拒否のオーラをビンビンにまとってるんだよ。

そこに毎度お馴染みの広告が出てくればウンザリするのもしょうがない。だったら、いっそのこと表示しなければいいよ。

けっきょくアフィカスだの嫌儲だの騒いでいるのは、ほんの一握りの嫉妬に凝り固まったマイノリティなんだよね。

彼らは企業の莫大な役員報酬は容認するのに、個々の微々たる成果報酬には声を大にして批判している。

だったらもう出さなきゃいい、見せなきゃいいんだよ。

僕の仔犬が、いわれなき罰を受けるのはまっぴらなんだ。それに、スマホネイティブのユーザーは広告なんか気にしてない。フェイスブックや検索経由のクリック率の高さからも分かるように、連中はなにが広告で誰がアフィカスなのかすら、理解しちゃいないんだから。

人材派遣業

いっぽうで僕は、インターネットで日々啓蒙される、ブラック企業、社畜、転職のプロパガンダにも大きな危惧を抱いている。

流通が活発になれば、運送業が潤うように、人材の流動性が高い社会こそ、人材派遣業の理想とする社会なんだよ。

市場に失業者や転職希望者があふれている状態。それが彼らが望む世界なんだ。そのためには労働者がのたうち回る世の中をこしらえなければならない。

知っての通り、人材派遣の広告は高単価なんだ。

仮に派遣会社が25万で受注した仕事を、20万でやってくれる人材をあっせんしたとする。すると毎月5万円が紹介した派遣会社に支払われる。

つまり、労働者をひとりあっせんすれば毎年60万円が派遣会社のふところに入るというカラクリなんだ。

ざっくり言うと…

「アフィリエイト広告」→「派遣サイト登録」→「契約成立(登録したユーザーをどこかに派遣する)」

この一連の流れが成功すれば、派遣会社はアフィリエイト広告に1万円くらいは、余裕であげられるというわけ。

小さなメダル

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僕はカルマなき汚れた社会人だから、チャンスがあれば、この人材を木材のように流すビックウェーブに一枚噛んでみたい。

なぜなら、はじめて広告報酬が口座に振り込まれたときの、あの痺れるような快感が忘れられないんだ。

会社の歯車になって、時間とプライドを切り売りするだけだった僕が、はじめて手に入れた広告報酬。それはとても小さいけれど、ズッシリとした手応えを僕に与えてくれた。

あの小さなメダルが、もっとっもっと欲しい。


僕は間違っているだろうか…