ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

親指にイボができて増殖してしまった。ウイルス性イボの治療と治るまでの記録

本日、イボがやっと完治しました!

発症したのは2015年の9月、完治したのが2016年の12月ですから、1年3ヶ月かかったことになりなす。

振り返れば、長い道のりでしたが、治ったらすべて良しです。途中はもう、一生治らないんじゃないかという絶望を感じていましたから…。

そこで今回は、僕のイボが治るまでの記録と、治すためにやったことを書いてみます。

もちろん、イボには種類がいろいろあって、個人差も大きい病気ですので、こうすれば絶対に治る!とは言えませんが、同じ悩みで苦しむかたの参考になれば幸いです。


発症

はじめは、右手の親指の尖端に「チク」っと刺すような痛みを感じました。そのときは、「何か刺さったのかな?」と思って、それほど気にはしませんでした。

ところが、数日が経って、親指の尖端をおすと、痛みを感じることに気づきました。よく見てみると、皮膚の奥のほうに小さな黒い点が見えました。

このときはまだ、見た目の変化はなく、何かの破片が刺さって中に残ってしまったのかな、と思っていました。


イボあらわれる

右手の親指の先に、違和感を感じながら、数日が過ぎました。

なるべく気にしないようにしていたのですが、スマートフォンを操作すると当たる部分なので、気になって仕方がありません。

そして、不安はやがて確信に変わります。

指の先端に見えていた、黒い小さな点のまわりが、ロウ状に透けてきて、皮膚を押し上げてきたのです。

イボでした。それは、わずか数日のうちに、みるみる成長して、膨らんでいきました。


イボコロリを塗ってみた

インターネットで調べてみると、僕のイボはどうやら「ウイルス性」のイボであることが判明しました。イボの中に黒い点々が見えるのが特徴です。

はじめは病院に行こうと思ったのですが、どうも気が進みません。イボが出来たという事実を認めたくなかったのかもしれません。

そこで、薬局でイボコロリを買ってきました。これが効かなければ、あきらめて病院に行こう。そう思いました。

それからは、毎日、ヒマさえあれば薬を塗り続けました。

すると、数日後に、薬を塗っていた部分の皮膚がポロっと剥がれて、その奥に黒い点々が見えたのです。正直、気持ち悪かったです。明らかにウイルス性のイボの特徴と一致していました。

これが体中に繁殖してしまったらどうしよう…という恐怖に駆られました。


イボはとれたけれど…

それから僕は、ひたすらイボコロリを塗り続けました。そして、柔くなったら皮膚をはがすというサイクルを繰り返していました。

いったんは、イボはとれるのです。しかし何度とっても、数日たつと、また復活してきます。もしかして、こうやって一生、薬を塗り続けなければならないのだろうか、という不安になりました。


イボが増殖してしまった

そうやって、取っては復活、取っては復活を繰り返していたら、今度は、左足の親指にもイボができてしまいました。

仕方がないので、またイボコロリを塗りました。どうせ、そのうち消えるだろう、そう思っていました。

それから、10ヶ月が過ぎて、僕はとうとう病院へ行く決意をしました。

それは、足のイボを剥がしているうちに、気がついたら4ヶ所に増殖してしまったからです。

マジ最悪です。

本当に早く病院へ行くべきだったと後悔しました。ウイルス性のイボは、たぶんイボコロリでは治りません。

少なくとも、僕は治りませんでした。


病院選びと治療方法

まず、皮膚科の病院ですが、「日本皮膚科学会」のホームページから、皮膚科の専門医を選んで決めました。

皮膚科は、専門医でなくても名乗れると聞いたので、やはり、専門医に見てもらいたいので、こちらで調べました。

「会員、医療関係のみなさま」→「皮膚科専門医を探す」の順にリンクをたどると、住んでいる地域の皮膚科専門医を探せます。



病院での治療方法は、液体窒素を含ませた綿棒をイボに押し当てる「冷凍凝固法」という治療でした。

液体窒素は、マイナス196℃になるので、イボを凍傷にして退治する感じです。ヤケドさせるような物なので、施術後の30分は、ちょっとヒリヒリします。


通院4ヶ月で治りました!

病院に行き始めてから、約4ヶ月で治りました!

ちなみに、僕の通っていた病院は、1回の治療が1010円でした。7日〜10日の間隔で、15回ほど受けました。

1回の治療は、5分くらいですが、待ち時間が長かったです。皮膚科は予約で診てもらえるところが少ないようで、空いている曜日や時間帯を聞いて通っていました。


治るまでやったことのまとめ

  • 冷凍凝固法(液体窒素療法)

病院で受けた治療です。液体窒素を含ませた綿棒を、イボに押し当てる治療です。ちょっとヒリヒリしますが、我慢できないほどではありません。

それから、とにかく患部をイジらないようにしました。皮膚を無理に剥がしたりすると、増えてしまうのは経験済みだったので、爪で剥がしたりしないように注意していました。

  • 体力(免疫力)作り

いろいろ調べたところ、イボは免疫力が高まると自然治癒することもある、と書いてあったので、毎日ランニングするようにしました。

ランニングは、急に始めるとケガをしやすいので、初めは歩くより、ちょっと早い程度で30分ほどです。

  • ビタミンを取る

免疫力作りで、サプリメントなどの栄養(ビタミン)を取ると良い、と聞いたのですが、科学的なモノはちょっと心配だったので、ナッツを食べていました。

これなら、いろんな種類のビタミンを同時にとれると思ったのです。

ハトムギ(ヨクイニン)が良いとも聞いたのですが、どちらかというと美肌に効果があるそうです。

まとめ

長くなりましたが、やっと治りました。振り返って思うのは、早めに病院に行けば良かったということです。

やはり日本の医療は世界一です。

体力(免疫力)作りと、ナッツ(ビタミン摂取)については、僕の考え(科学的な根拠があるワケではない)なので、各自のご判断にお任せします。

ともかく、治って良かったです。



この記事が、イボで悩む方の参考になれば幸いです。