散るろぐ

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高齢者はなぜ道路を横断してしまうのか


こんにちは。ドライバー歴22年のチルドと申します。はじめまして。

僕は、18歳のときに免許を取得してから、日々の暮らしの中で、頻繁に自動車を運転してきました。

長いドライバー人生ですから、当然、数々のヒヤリハットも経験してきましたが、その中で、最も危険を感じるのは、老人による「横断歩道のない道路での横断」なのです。


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実例

今朝のことです。僕は信号機が青に変わり左右を確認してからゆっくりとアクセルを踏み、交差点を左折しました。そして10メートルほど進んだところで、不意に人影が現れたのです。僕は急いでブレーキを踏みました。

あわや轢いてしまうところでした。そして、あらためて人影を確認したところ、齢70歳前後のご老人でした。

老人は驚愕する僕の顔をフロントガラスごしにチラっと見ましたが、さして悪びれるふうもなく、さも当然といった足取りで、悠々と車道を横切って行きました。

疑問点①

そこで僕には、いくつもの疑問が生まれました。
まず第一に「車に轢かれても平気なのか?」ということです。

今回は、僕が注意深く運転していたため、存在をいち早く察知しことなきを得ました。しかし、これが不注意な運転者であれば、間違いなく轢き飛ばしていたでしょう。また、大きな車両であればブレーキが間に合わずに轢き飛ばされていたことでしょう。

疑問点②

僕が信号待ちしていた交差点には横断歩道がありました。つまり、その老人は数メートル歩けば横断歩道があることを知っていたのです。

老人は、ほんの数メートル先に横断歩道があるのになぜ無視したのでしょう。

疑問点③

②でも示したように、老人は横断歩道の存在を知りながら車道に出てきたのです。歩行者が車道にいきなり出てくれば車の往来の妨げになると同時に、自分が交通ルールを破っている認識もあったはずです。

それにも関わらず、老人は謝意を示すこともなく、それどころか自動車を非難するような態度をとりました。僕もドライバーとして歩行者優先は絶対的な原則と心得ていますが、それはお互いのルールを尊重して成立するものです。

その他の事例

上記のみならず、僕は数々の高齢者の横断を目撃しています。

とくに繁華街の片側3車線の道路で、(数メートル先に信号機がある)車道を横断する人を見かけます。

ある高齢の女性はカートを引きながら悠々と、またある高齢の女性は、まるで忍者のように小走りに駆けて行きました。

僕は「そこまで来たなら横断歩道渡りましょうよ」と、何度思ったことか数え切れません。このように、日本では老人の車道の横断が後を絶たないのです。

まとめ

現在の交通ルールにおいて、歩行者の責任は非常に曖昧です。信号無視や危険な横断をしても、明確な罰則はありません。それぞれの歩行者のモラルによるところが実情です。

ただし、僕もルールが絶対だというつもりはありません。田舎の、交通量も少なく信号機がない道路や、明らかに歩行者にとって不便な場所では、このように考えることはありません。

しかし、数メートル歩けば横断歩道があるような状況で、なぜ車道に出てくるのでしょう。そして模範となって然るべき老人が、なぜ余裕でルールを破ってしまうのでしょう。

これがまだ発展途上国の話であれば、モラルやマナーの不備があるのかもしれません。

しかし、ここは日本です。

自転車のマナーや罰則が叫ばれる昨今ですが、歩行者のみなさまにおかれましても、意識を高めて頂きたいと切に願うものです。