散るろぐ

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天才と呼ばれた男の暮らし

こんちは。ライターのチルドです。

みんなは、スマホでも動画をダウンロードして持ち運べるってこと、知っていたのかな。僕はつい先日それを知ってしまった。

アンドロイドを前提にすると動画の再生ボタンをタップしたとき「open/save」というダイアログが表示されるのがそれ。そこで躊躇なく「save」を選択するとデータをスマホに落とし込める。

僕はそれを学習してから、昼間にはダウンロード、深夜には視聴というルーチンを、もっぱらの日課としている。


http://www.flickr.com/photos/12744802@N04/3742159262
photo by pachocolors

骨を強くする

今日も朝から労働という苦役に身を投じ、明日を買ってきた。底辺の単純労働は僕に似合っている。そして30キロの荷物は骨をより強くする。筋肉は傷ついて再生することで強度を増すけど、骨は圧力をかけることによって密度を増すのだ。

僕は骨の密度を高めながら、同時にポケットの中のスマホへ動画をダウンロードしていた。チルドメソッドと名付けたこの手法は、僕の暮らしにうるおいを与え、生活を劇的に向上させた。

午前0時

動画を見終わってひと息つくと、スマホをきれいに拭いて充電器につなぎ、PSPのタクティクスオウガで遊んだ。忍者のダブルアタックと忍者のロングボウ+1はまるでチートだよ。ククク。

圧倒的火力でエネミーを殲滅し、気持ちよく狩りを楽しんだところでPSPの電源をオフにした。

今日も平凡だけど充実した1日になるはずだった。寝るまえにチェックしたスマホで事件が起きていた。唐突に目に飛び込んで来たのがこれだ。



30回連続で読んだ。

眠気がぶっ飛んだ。それは否定しない。

ジーニアスと呼ばれて

しっきーとは、つくづくリスクを恐れない男だ。彼ほどの人物であれば様々なデメリットはすべて想定の範囲内だろう。あえて説明するまでもなく。

たしかに僕には霞(かすみ)のような才能がある。日本ではピエロだが、もし米国に生まれていたならばジーニアスと呼ばれていただろう。

しかしここは日本だ。

前々から感じていたのだが、しっきーには年齢を超越した老成がある。人より速いスピード思考ゆえに、肉体と精神にギャップが生じている。

それがときどき彼を、突飛な行動に駆り立てているのだろう。

ポイントは冗長

それは彼の語る「冗長」と、密接に関係している。彼は何事においても常に冗長だと感じてしまう。それはゲーム観しかり、仕事観しかり、彼の人生観そのものと言える。

しっきーの幼少期におけるスピード思考は、例えるならばベースボールだろう。「ほとんど止まっているボールを打つのに他人はなぜ空振りするのか?」きわめて素朴な疑問だった。

少年はその謎を解くべく猛然と書物を読みあさった。しかしそれは、ますます他者との距離を生み、彼はあらたな孤独を抱え込むことになったのである。

アカデミックよりパブリック

はてな村にはアカデミックな雰囲気があると言われているよね。しかし、はてな本体がもう既にパブリックであることを望んでいるんじゃないかな、という気がしている。

ネイバーにも言及があったように、ネイバーとはトヨタだと思う。コンセプトを固めて優秀なバイヤーが名もなき町工場からパーツを集めてくる。そしてパッケージにして売り出す。

それぞれの高品質なパーツがパーツ同士で支え合ってひとつの大きな力になっている。しかし、それもグーグルが個々のコンテンツに正確にリーチ出来ればまとめる必然性も薄くなる。

また、まとめにはコンテンツを生産する力はない。グーグル的には、プリウスを作るため(インターネットの総合力を高めるため)に、町工場にもっと投資しておこうかな、という流れだと感じている。

つまり、ブログの未来とは、高い技術であったり、優れたパーツを生み出す、町工場的な役割を求められていくのだ。

無論、インターネットには、距離も時間の壁も存在しない。年齢だって関係ない。優れたアイデアならば、世界までノータイムだ。


しっきーが本物なら、それは意外とカンタンなことなのかもしれない。



んじゃ、また明日。