ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

会社が終わりつつある

今日も明日も、仕事おやすみだから、家でのんびり過ごしてる。でも、カゼをひいたみたいで、鼻が詰まって息苦しい。ちょっと気だるい感じもある。熱はないのだけど。

休みでも、やっぱり仕事のことを考えてしまう。それが辛いとか、つまらないとかじゃなくて、将来がないんだ。理由はいろいろだけど、もう商品の需要が減少してる。音もなく消えた、下駄屋さんみたいに。

でも、需要は急に無くならないから、すぐには終わらない。もってあと10年かな。

とりあえずの方向としては、人員を縮小して利益を確保していくか、拡大して薄利多売するかのどちらかなのだけど、経営が無責任すぎて、なにも手を打たないのが現状。

僕だったら、なにもしないかもしれないけど、少なくとも売上高が落ちているのに人を雇ったりはしない。売上高が減ったってことは、仕事も減ってるから、同じ割合で人件費も減らさないと。

でも、現状で働いてる社員は切れないから、各自の定年までの年数を逆算して、居なくなった穴を残った人で埋めるような、そんなやり方をしなきゃならない。ひとり雇ってしまったら、その分の仕事を作れないとマイナスになる。

それがなぜか、人を増やしたあげくに規模を縮小している。結局、自分のことしか考えてないんだ。将来に備えて人員を減らさなきゃいけないけど、今の自分の仕事も増やしたくない。

そんな矛盾に誰も触れず、ただ坂を転げ落ちていく。