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しばらく、お題に投稿してなかったんだけど、今週のお題を見て目を疑った。
「あなたにとって書くこととは?」
これってすごい皮肉だよ。
「パートブロガー」知っている?
おそらくないと思う。なぜならいま僕が作ったからだよ。でもこの名称が常識的に使われる日がくる。
パートブロガーとは、副収入としてお小遣い程度に稼げればいいという、はてなブログproユーザー群のことだよ。アフィリエイターとは違う、まったく新しい種族なんだ。
はてなは、なぜ「はてなブログ」をリリースしたのか、疑問に思ったことはないかな。
ご存じのように、はてなには「はてなブログ」と「はてなダイアリー」の2つのサービスがある。2つはほとんど同じサービスだけど、ダイアリーの方が先に存在していた。だから別に「ブログ」を作る必要はなかった。
そう。ユーザーにとっては必要なかった。だけど、はてなにはあった。どうしてもダイアリーではない、ブログをリリースしなければならなかったんだよ。
はてなは、あるとき自社サービスのユーザーを転がして、それなりのアクセスを作れることに気づいた。
仮に5000人のユーザーが相互にブログを訪問すれば、それぞれに5000アクセスを提供することが理論上は可能になる。
つまり、たとえユーザーがブログに毎月1000円払っても、アドセンスでプラスになるから、はてなは、その1000円をインフラ代として徴収できると考えたんだよ。
パートブロガー量産計画
はてなブログでは、日々、パートブロガーが記事を書く。はてなは、その働きぶりに応じて、おすすめに記事やツイッターで拡散する。そして、承認欲求を巧妙に刺激してさらに記事を生産させる。
うまい具合にバズる記事が出てきたら、他社サービスのアクセスを奪える。はてなブログは、とにかく良い記事が欲しい。同時にどうでもいい記事もどんどん生産して欲しい。
ともかく記事さえ増えれば、自動的にユーザーが回遊してアクセスを増やすというわけ。
そして、良いパートの作業効率やモチベーションを下げる、ネガコメ、暴言、粘着、小姑は全員クビにした。これがはてな垢バン祭りの真相だよ。
ディストピアなんて定義に興味はないし、はてなブログにアクセス水増しの記事で埋め尽くされても構わない。ぬるい世界に、互助ブクマが漂う、はてなブログというだけだから。
それにしても「あなたにとって書くこと」とはってのは、あまりにも皮肉が効きすぎているんじゃないかな。
ひさびさに笑った。