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はてな女子限界説。彼女たちは10年後絶滅している

千原蓮氏が語る「はてな女子限界説」の真相に迫る。

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昨今、はてな村界隈でささやかれる「はてな女子限界説」をご存知だろうか。この説によると、はてな女子は10年後に絶滅しているらしい。本日は、その真相についてジャーナリストの千原蓮(38)氏に話を伺った。

インターネットビジネスは男性が圧倒的に有利

千原氏は始めに、はてな女子を論じるには、男子を比較対象にあげる必要がある、と前置きして語り始めた。

「現在のウェブコンテンツの主流は、ゲーム、音楽、アニメ、マンガなどです。いろいろありますが、これらはすべて情報、つまりデジタルデータなんですよ。そのほとんどが男性の趣味です。例えばネタフルが売っていたのはガジェットとデザインです。売っていたというと語弊がありますが、PVを収益という観点から見れば、趣味を発信して収益を得る、ひとつのビジネスモデルです。そしてブログビジネスの成立には、継続的な更新が不可欠です。つまり、更新モチベーションを維持するには、自分の趣味、または興味があるものでなければならないのです」

インターネットでは女子は不利?

「女子がネットで儲けるのは難しいのか、継続が困難なのか?、と言えば、そんなことはありません。通販好きの女性は山ほどいますし、コスメ、ファッション、ゲーム、音楽など、ネット通販に適した女性向け商材は豊富にあります。なにより購買力が高い。

女性が発信するネットビジネスでは、学生時代、お洒落と男にしか興味がなかった女性たちがフロントランナーです。彼女たちの成功の秘訣は、趣味と実益の奇跡的なマッチングです。

継続が容易なんですよ。自分の趣味を友達としゃべっていたらお小遣いが手に入った。気がついたらビジネスになっていた。それがアメブロ女子です」

はてな女子限界説

「そこで問題になるのが、はてな女子です。彼女たちは教養ある大人の女性です。知的な文章で日常を綴り、正しい日本語で良書を紹介します。音楽は聴きますが、ゲームはしません。グーグルポリシーを真面目に守り、きちんとした礼儀で読者を集めます。はてな界隈で似たようなフォロワーと絡み、着々とスターやブックマークを収集します。

しかし、働く女性が本を買うでしょうか。育児をしている女性が読書をするでしょうか。そんなヒマがあると思いますか?

生活雑記は、読み物としては面白いかもしれません。しかし、読み物としてアクセスを得られても、検索流入コンテンツとしての価値はゼロです。つまり、はてなのコミュニティで集めたアクセスは、収益になりません。

しかも、中途半端にSEOをかじってしまったため、お友達の広告も踏みません。ブログを個人商店に例えれば、いつも来るけど何も買わない。だけどコメントだけは一人前という、言ってしまえば迷惑な客になっています。

検索流入で収益を上げているのは、ファッションブランドや流行のコスメでしょう。残念ながら、はてな女子がファッションやコスメに強いとは思えません。それは中身ではなく外見を飾るものですから。つまりはてな女子の趣味と興味は、ネット商材と致命的にミスマッチなんですよ」


そして、はてな女子はブログに限界を感じ始めていると千原氏は言う。


「学生時代から優等生で通してきた彼女たちにグーグルの奔放な振る舞いはあまりにも理不尽です。お笑いやアニヲタを見下していても、現実的なPVを見過ごせる度量はありません。その二律背反が彼女たちを苦しめるのです」

はてな女子の未来

しかし、はてな女子はもう限界、それだけを指摘して終わるのはあまりにも無責任と語る千原氏は、最後にこんなアドバイスを残して去っていった。

「私もそこまで鬼ではありません。はてな女子にもチャンスはある。ピンチをチャンスに変える、知性が強みになる分野に救いを求めてはどうでしょう。たとえば病気。婦人病系のコンテンツはある程度の検索流入が期待できます。隣人トラブルの法的な解決といった泥臭いライフハックもありえる」

さらに千原氏は、好きなことを書いて得られる報酬と、身を切って獲得したPVは違う、モチベーションに天と地ほどの開きがある、と言います。

「はてな女子限界説」が現実に起こる日は来るのでしょうか。果たして10年後に生き残るのは誰なのでしょう。はてな女子は今まさに歴史の審判を受けようとしています。